CROSSROADS×Nagasaki  -クロスロード×長崎-

異国文化が交差した長崎を科学と情熱で探究

シーボルト先生 ~その生涯と愛~ 1

長崎のことを知ろうすれば、人物の生き様に感動することが本当に多い…。

今回より紹介する、この「シーボルト先生」は間違いなくその中でもトップの一人です。
彼のことを研究すると、ボクは長崎人としてというより、人間として尊敬の念しか湧いてきません。

・・・でも、なぜこんな日本にとって偉大な人のことを、学校で学ばないんだろう?

シーボルト 川原慶賀筆
川原慶賀筆

< DATA >
■フィリップ・フランツ・バルタザール・フォン・シーボルト(Philipp Franz Balthasar von Siebold)
■1796年2月17日~1866年10月18日(満70歳没)
■神聖ローマ帝国の旗 神聖ローマ帝国、ヴュルツブルク司教領、ヴュルツブルク 出身
■研究分野:医学・博物学
■出身校:ヴュルツブルク大学

「彼がいなかったら日本はどうなっていたのだろうか?」

書物を読み、資料を整理し、考察を巡らすと必ずふとした瞬間にこの疑問に行き着きます。

日本にやってきた真の目的は何か?
江戸参府で得た情報をどうするつもりだったのか?
鳴滝で弟子たちに行わせた研究とは?
日本を追放されたシーボルトは、なぜそんな日本を救おうとしたのか?

様々な疑問と共に始まったボクの興味も、既に20年近くの歳月が流れようとしています。
これらの問いに結論が出せないままだったものが、近年の研究による新しい史料の発見で明らかになりつつあります。

そんなシーボルトのことをどこから紹介して良いものか…。このブログを始めるにあたって大いに悩んでいましたが、ようやくまとまりもついたので、次回より知り得る限りの情報を分かりやすく発信出来ればよいなと思っています。

「今の世の中はグローバル化している」という、このありきたりな言葉が、ボクにとってはホントに軽薄なものにしか聞こえてこない、まるでリアリティを感じない言葉です。このことを理解した要因の一つが、このシーボルト先生の功績を学んだことに拠ります。

ウチの家宝の書、呉秀三博士の「シーボルト先生 其生涯及功業」 
書の大きさも、内容も巨大な学術研究書です。写真ではなかなか伝わらないだろうけどね・・・
シーボルト先生其生涯及功業 呉秀三2

次回より、具体的にシーボルト先生の功績に触れつつ、様々な人間模様や葛藤、その愛について紹介していきます。
そして、先人の偉大な研究者たちにも敬意を表しつつ。



<交通アクセス>
•JR長崎駅から路面電車(3番系統 蛍茶屋行)15分(新中川町電停下車)さらに徒歩7分
•JR長崎駅から路面電車(2番系統 蛍茶屋行)25分(新中川町電停下車)さらに徒歩7分
•JR長崎駅から車で15分
•史跡出島から路面電車(2番・5番系統 蛍茶屋行)15分(新中川町電停下車)さらに徒歩7分
•長崎歴史文化博物館からバス(風頭町行、1時間に1本運行)5分(中川町バス停下車)さらに徒歩7分
または路面電車(公会堂前電停から2番・5番系統 蛍茶屋行)5分(新中川町電停下車)さらに徒歩7分


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